収録日2021年10月5日(火)

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動画時間約 61分

カテゴリー金融・会計

TCFD対応と自然災害リスクファイナンス
~天候デリバティブからキャプティブまで、身近な企業が金融手法を駆使~
東京証券取引所の改訂コーポレートガバナンス・コード(2021年)では「国際的に確立された開示の枠組みであるTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)又はそれと同等の枠組みに基づく開示の質と量の充実を進めるべき」と提示され、今後、プライム市場上場会社には、TCFD提言に基づく情報開示の質と量の充実が求められます。
TCFD提言への対応を円滑に進めるために必要な、TCFDに関する初歩的な知識、そして自然災害が多発している現在、異常気象の事例、気候変動への対応、リスクの定量評価手法、通常のリスク対応ではカバーできないリスクに対して備えるリスクファイナンス手法(デリバティブ、CATボンド、キャプティブ)を解説します。
【1】気候危機に関する現状と課題
【2】気候危機に関する国際的な取り組みと直近の議論
【3】環境変化と日本政府の対応
【4】産業競争力強化法等の改正
【5】TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言
【6】「ESG」とは
【7】自然災害とリスクファイナンス
【8】自然災害リスクへのPDCA
【9】リスクの定量評価の重要性
【10】応用地質社:斜面リスクレポートの例
【11】応用RMS社:被災後財務インパクトの評価事例
【12】リスクへの対応方法
【13】リスクファイナンスへの取り組みと検討プロセス
【14】リスクマップのイメージ図
【15】リスクファイナンス商品の選定
【16】(ご参考)損害保険商品、保険デリバティブ
【17】再保険とは
【18】キャプティブの仕組み
【19】キャプティブ設立には専門家のサポートが必要
2021年10月5日(火)

Vergil Asset Management株式会社

横山 浩一 氏


プロフィール
CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、 損害保険トータルプランナー(損害保険大学課程コンサルティングコース修了)、 損害保険・生命保険仲立人(保険ブローカー)、DCアドバイザー。 資格の学校TAC:FP講座元専任講師、メガバンク系生損保代理店勤務を経て、 Vergil Asset Management株式会社にてコンサルティング業務に従事。