収録日2023年3月16日(木)
視聴期限
動画時間約 111分
カテゴリー相続
相続コンサルタントが長年の経験により実感した現場の事実
子どものためだけを考えた相続対策は本当に幸せですか?
【講師よりコメント】
相続対策3本柱に、
1)分割
2)納税
3)節税
があることは皆さんご存知の通りです。
私は長年、相続コンサルでこの「三種の神器」を説いてきました。でも、最近疑問を感じています。
それは、今行われている相続対策は親の為ではなく、子どもの為の相続対策ではないかという事です。
その三種の神器とは、争族をさける対策であり、納税資金対策であり、相続税の節税対策等です。
考えてもみてください。本屋さんに行っても、その殆どがその様な対策本ばかりであり、各専門家主催の相続セミナーも同様だと思います。
つまり、親が蚊帳の外に追いやられて子どもの利益の為の相続対策になっている訳です。
人生百年時代と言われて久しいです。
標準的夫婦の財産を「家一軒」「預貯金」「年金」とした場合、無理して子どもに残す必要があるのか?
もちろん、障がいを持つ子どもを抱える親御さんや、会社やお店を子どもに継がせたい社長さんは、財産を残す必要があり、そこまでは否定致しません。
よく「子どもに、自分の介護の心配と苦労をかけたくない」と言う親御さんがいます。
それなら先ず、自分達夫婦の生存対策を優先し、やりたい事をやり、我慢もしない老後生活を送りませんか。
自分たち夫婦が築いた財産は自分たちが使い切り、残りがあれば平等に分けてもらう。
そんな、幸齢者対策があっても良いのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、一般的な相続対策から角度を変えて講師の長年にわたる相続コンサルからの気付きや疑問をお伝えします。
※本文では65歳以上の「高齢者」を「幸齢者」と呼ぶ事にします。
2023年3月16日(木)
FP事務所深大寺 下窪 信一 氏 公認不動産コンサルティングマスター・相続対策専門士・ファイナンシャルプランナー
プロフィール |
【課目】
相続・事業承継
【認定区分/単位】 AFP 1.5 単位 、 CFP 1.5 単位
【認定区分/単位】 AFP 1.5 単位 、 CFP 1.5 単位
当セミナーは、NPO法人日本ファイナンシャルプランナーズ協会の「継続教育研修」です。
2023年12月17日までにご視聴された方にのみに単位を付与致します。
ご希望の方は、必ず上記期限内に『「FP継続教育研修受講証明書」を発行する』より取得してください。
期限を過ぎますと発行できなくなります。