収録日2025年11月14日(金)

視聴期限

動画時間約 60分

カテゴリー保険 / 金融・会計

【FP実務と倫理】FPが解説する金融庁の行政処分事例

保険会社や保険代理店が関与し大々的に報道されるコンプライアンス違反が増えています。具体的には2023年~2025年にかけて、大手保険会社、大手自動車販売会社、大手保険代理店が軒並み業務改善命令などの行政処分を受けています。行政処分の背景や金融庁の考え方を知ることは重要です。本セミナーではどのような行政処分が下されたのか、ファイナンシャルプランナーは消費者にどんな情報を発信すべきかお伝えします。

最近の保険業務に関する行政処分とその理由

(1)意向把握・確認義務

・保険会社からの便宜供与の実績に重点を置いて推奨商品の選定

・顧客の意向に合致しない商品を勧められたとする苦情や、顧客意向と異なる商品推奨

・合理的な理由なく特定の保険会社を偏重して推奨


(2)保険金の過大請求等

・本業における保険金不正請求

・修理に使用していない部品代金を保険金として過大に請求


(3)体制整備義務に違反

・保険商品を推奨販売する際の推奨理由の説明

・個人情報の保護

2025年11月14日(金)

ファイナンシャルプラットフォーム株式会社 代表取締役

高橋 成壽 氏

CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士


プロフィール
ファイナンシャルプラットフォーム株式会社(金融商品仲介業者) 代表取締役。2004年AFP取得、2008年CFP認定。2001年に慶應義塾大学を卒業後、金融商品の営業を経て、2007年に寿FPコンサルティングを設立、2013年にファイナンシャルプラットフォームを併設。過去1万人以上がセミナーに参加、現在は証券アナリストの知見を活かし「増やす」ことに特化した資産運用が好評。

講演実績:FPフェア、FP協会支部、スタディグループ、商工会議所、商工会、法人会、銀行の会員組織
書籍:ダンナの遺産を子どもに相続させないで(廣済堂出版)