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税理士 笹岡宏保先生による【資産税実務大学2019】

株式価額算定実務大学コース(全9日間)
取引相場のない株式の価額算定(相続分野・譲渡分野)実務


■ごあんない

 「取引相場のない株式」の価額を算定することは至難の技です。特に、譲渡(売買等)を前提とする場合の価額算定には、相当の留意が必要とされます。
そこで、この講座では、「取引相場のない株式」の価額算定につき、相続分野の価額算定方法(財産評価基本通達による評価方法の総合的な確認)から学習し、その応用としての譲渡分野における「取引相場のない株式」の価額の税務上の考え方及び価額形成要因についてまで、横断的に相続・譲渡の株価を検証します。
 

■講座内容

【1】税法による時価概念のまとめ

【2】取引相場のない株式の評価
(相続分野)
 (1)取引相場のない株式の評価体系
 (2)原則的評価と特例的評価の適用区分と判定方法
 (3)会社の規模区分の判定
 (4)『大会社』 『中会社』 『小会社』の評価方法
 (5)類似業種比準価額方式による計算

  ①評価会社の業種目
  ②類似業種の評価 『A』
  ③比準三要素の計算方法
 (6)純資産価額方式による計算
  ①資産の部・負債の部の相続税評価額及び帳簿価額
  ②評価差額に対する法人税額等相当額の取扱い
 (7)特定の評価会社の判定とその評価方法
  ①『比準要素数1の会社』の株式
  ②『株式等保有特定会社』の株式
  ③『土地保有特定会社』の株式
  ④『開業後3年未満の会社等』の株式
  ⑤『開業前又は休業中の会社』の株式
  ⑥『清算中の会社』の株式
 (8)配当還元評価方式による計算
 (9)種類株式の評価方法


【3】取引相場のない株式の評価(譲渡分野)
 (1)法人税基本通達の確認
  ①法人税基本通達9-1-13
   (上場有価証券等以外の株式の価額)
  ②法人税基本通達9-1-14
   (上場有価証券等以外の株式の価額の特例)
 (2)所得税基本通達の確認
  ①所得税基本通達23~35共-9
   (株式等を取得する権利の価額)
  ②所得税基本通達59-6
   (株式等を贈与等した場合の「その時における価額」)
 (3)株式の時価算定に係る重要裁判例の検討
  ①東京地方裁判所
   [平成12年7月13日判決:平成7年(行ウ)第266号]
  ②大分地方裁判所
   [平成13年9月25日判決:平成9年(行ウ)第6号]
 (4)売買価額の認識(売主:個人) 各事例における具体的検討
  ①「売主:個人(支配株主)」、
   「買主:個人(純然たる第三者)」

  ②「売主:個人(支配株主)」、
   「買主:個人(純然たる第三者以外の支配株主)」

  ③「売主:個人(支配株主)」、
   「買主:個人(純然たる第三者以外の非支配株主)」

  ④「売主:個人(非支配株主)」、
   「買主:法人(純然たる第三者)」

  ⑤「売主:個人(非支配株主)」、
   「買主:法人(純然たる第三者以外の支配株主)」

  ⑥「売主:個人(非支配株主)」、
   「買主:法人(純然たる第三者以外の非支配株主)」

【4】取引相場のない株式の評価(相続分野・譲渡分野)に係る
  重要裁判例・裁決事例の検討

 取引相場のない株式の評価(相続分野・譲渡分野)を巡って、
 実務上、重要と考えられる裁判例及び裁決事例を
 検討することによって、より深い知識の習得を図ります。

 

【日程】
2020年1月18日(土)、1月19日(日)、1月25日(土)、
     1月26日(日)、2月1日(土)、2月2日(日)、
     3月20日(金・祝)、3月21日(土)、3月22日(日)


【開催時間 】
全日 10:30~17:00

★当セミナーは日本FP協会『FP継続教育単位認定講座』でございます。
 セミナーを受講された方に「継続教育研修受講証明書」をお渡しいたします。(希望者のみ)

■講師

笹岡 宏保 氏
笹岡会計事務所
所長
税理士
笹岡 宏保 氏  

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1962年兵庫県神戸市出身。1981年関西大学経済学部入学。1983年大原簿記専門学校非常勤講師就任。1984年税理士試験合格。1985年関西大学経済学部卒業。その後、会計事務所に勤務(主に相続・譲渡等の資産税部門の業務を担当)。1991年笹岡会計事務所設立。現在、多くのクライアントの税務申告代理を行っている一方、各税理士会の「統一研修会」等の資産税講師、民間研修機関の講師として活躍している。

【主要著書】
◆『<相続税・贈与税>財産評価の実務』 (清文社)
◆『Q&A 税理士のための税務判断実務マニュアル』 (清文社)
◆『詳解小規模宅地等の課税特例の実務 重要項目の整理と理解』 (清文社)
◆『これだけはおさえておきたい相続税の実務Q&A』 (清文社)
◆『難解事例から探る 財産評価のキーポイント』第1集~第6集(ぎょうせい)
◆『ケーススタディ 相続税財産評価の税務判断』(清文社)
◆『令和4年最高裁判決でこうなる!!ケーススタディ 評価通達6項の是否認ポイント』(ぎょうせい)

■日時

2020年1月18日(土)より 9日間
(受付開始は30分前です。)

■定員

60名 お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。 また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。

■受講形態

TAP高田馬場   HP
東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル3階
Googleマップ

【交通アクセス】

JR山手線高田馬場駅(戸山口)より徒歩約3分
西武新宿線高田馬場駅(戸山口)より徒歩約3分
東京メトロ東西線高田馬場駅(3番出口)より徒歩約6分

■料金

コース申込み240,000円(資料代・税込み)


★上記の受講料につきましては、各種会員制度にご加入いただいている会員の方は下記の割引が適用となります。
【割引】
※1 無料:東京定額制クラブ会員(プレミアム会員)、TAPチケット10使用(9枚使用)
※2 20%off:TAP実務家クラブ会員
当セミナーは「TAP実務セミナー利用券」はご利用いただけません。

■お問合せ

株式会社東京アプレイザル
【TEL】03-6261-9031 【FAX】03-6261-9032
 担当:セミナー事業部

<総合申込み>

資産税実務大学

土地評価実務総合大学コース土地評価実務大学院コース株式価額算定実務大学コース】(全30日間)

★全講座申込み、詳細はこちら

 


<コース、単独申込み>

土地評価実務総合大学コース(全17日間)

★コース、単独申込み、詳細はこちら


土地評価実務大学院コース(全4日間)

★コース申込み、詳細はこちら

 

<受講生の声>




  山村德夫税理士事務所

   税理士 山村 拓司






私が東京アプレイザルの資産税実務大学を受講しようと思ったきっかけをお話します。私が税理士登録をした後まもなくして、信用金庫の税の無料相談の相談員を頼まれました。
しかし、資産税の相談が多いと言うことで、資産税に自信がなかった私は、それを断ってしまいました。それが心残りとなっていたところ東京アプレイザルから資産税実務大学のチラシが届きました。資産税についてアレルギーをもっていた私は「この講義を受ければ何とかなるかもしれない。」と藁をもつかむ思いで申し込みをしました。そのときの私は、笹岡宏保先生の名前こそ知っていましたが、どのような先生なのか全く存じ上げませんでした。
笹岡先生の講義を受講してみると「こんなすごい人が世の中にいるのか。」「笹岡先生は、よくいろんなことを知っているなあ。」という声が同じ受講者から聞かれました。笹岡先生の講義は裁決、裁判例、判例を使って行うことが多いので、なぜ、そのような結論に至ったのか、考え方から教わることができます。考え方を養うことで応用ができるようになり実務においても大変、役立っています。
笹岡先生の講義では資産税のみならず、それに関連する他の税目(法人税、所得税など)にも触れ、実務において絶対に知っておかなければならない幅広い知識を得ることができます。1日がかりの長丁場の講義ですが、後半の受講生が疲れたところに笹岡先生の雑談が入ります。その雑談がとても面白いので、毎回楽しみにしています。この講義のすごいところは北は北海道、南は沖縄まで全国各地から受講生が集まってくるところです。そのような、やる気のある人達と接することによって、とても刺激を受けます。今では、資産税アレルギーはなくなり積極的に資産税の分野に取り組んでいます。かつての私のように資産税に対してアレルギーをお持ちの方がいらっしゃるとは思いますが、笹岡先生の資産税実務大学を受講すれば、資産税を得意分野とし自信に満ちた自分に生まれ変わっているかもしれません。資産税をビジネスの柱にしたい人にお勧めの講義です。
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